人の強みをみつける研修について質問です。
毎回新たな学びに感動しています。
Aチーム久野です。
演習で苦手な相手との付き合い方について学びましたが、自己の感情の取り扱いについてや立場が違う場合に相互理解はどのように考えれば良いでしょうか。
また、失敗体験を有効活用するにはリフレクションにどう活かせばよいかについてもご教授いただきたいです。
Aチーム 久野美佐子
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23tju7a2ws
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- 人の強みをみつける研修について質問です。 - 2023年10月16日
早速、投稿していただきありがとうございます。
ご質問は、①自己の感情の取り扱いについて、②立場が違う場合に相互理解はどのように考えれば良いか、③失敗体験を有効活用するにはリフレクションにどう活かせばよいか、の3点でよろしいでしょうか。
①については、私がお答えするよりも、第3章「感情の源泉を扱う」でご自身やチームで学ばれたことを振り返り活用されてみてはいかがでしょうか。
②については、立場が違っても、成熟した専門職で、仕事の目的や目標が互いに共通しているのであれば、相互理解の必要性はよくわかっているものと思われます。
ワーク1で紹介しました「ジョハリの窓」を使い、自己評価と他者評価によって自己理解を深め、互いに「開放の窓」を広げようと努力し合うことが、相互理解を深めることに繋がるのではないかと思います。
③については、失敗体験にしても成功体験にしても、その事にどれほど一生懸命に取り組んだのかによって、その悔しさや喜びの大きさは違いますし、その後の向き合い方も違ってきます。失敗に向き合うと、自分の弱みばかりが強調され自信を失ってしまうかもしれません。心の傷を癒すことも必要でしょう。
弱みと強みは表裏一体です。ワーク2で体験したように、弱みを強みに変換できるように訓練しておくことが大切です。そうは言っても、自信を失っている時にポジティブな感情になれないことも事実です。
日頃、周囲の人と良好な関係を築いておいて、「ここは良かったよ。」と言ってもらえたり、自信を失っている同僚や友人をみかけたら、そっと寄り添ってフィードバックできるようになれるといいですね。
私は、ある人にそうやって救われ、失敗体験を有効活用できました。
これまでの、第1章から第5章までの学びに加え、次回以降、第6章から第10章までの学びが、お一人おひとりの課題解決のヒントになれば幸いです。