サルを一匹みつけました

私は、看護師経験年数8年目の者です(管理者の経験はありません)。

前回参加するまでは、「人に仕事を与える・任せる」ということは、自分が仕事に対して手を抜いているような、どこか後ろめたい感覚に陥り、今まで「人に仕事を与える・任せる」といったことを考えたことがありませんでした。そのため、今回の講義やグループワークを通して、自分が本来やるべきことをするために「サル」をおろすことが必要ということを学び、とても刺激を受けました。そこで今回、私がおろした「サル」について述べていきます。

私は、記録委員として病棟の看護記録について指導を行っています。今まで、一人で看護記録の指導を行いながら、電子カルテの換装に向けた院内マニュアルの作成を行っていました。しかし、今回の講義を受けて、私一人で病棟の看護記録の指導するのは本当によいことなのかと考えました。そこで、看護記録の指導という「サル」をプリセプターや後輩におろしてみました。すると、プリセプターはプリセプティーのアセスメント能力を把握することにつながり、さらに後輩同士で互いのアセスメントを指摘する中で、自然と教科書を見て病態生理から復習する機会となり、結果的に病棟全体のアセスメント能力が向上してきました。そして、私は「サル」をおろした分、電子カルテの換装に向けた院内マニュアル作成に力を注ぐことができました。

今後は、おろした「サル」が負担になっていないか確認していきたいと思います。今までの私は、自分の仕事を理解していなかったと思いました。看護記録の指導は、記録委員として与えられた役割ではありますが、今自分が組織の人間として優先して行う課題をしっかりと把握し、仕事に取り組むことの必要性も今回学ぶことができました。ありがとうございました。

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miho1205

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