私は訪問看護の管理者として多くのことを企画・決定・運営をしてきました。そのため毎日の業務が自分のサルなのかスタッフのサルなのか自分でも区分けが付かないままに仕事をしてきたと思います。しかし、常勤スタッフが多くなり主任からステーション業務を常勤スタッフも分担することが必要ではと意見された時しぶしぶ分担してみましたが、自分しかできないと思った多くのことがスタッフに移譲してみると、初めは戸惑いながらも思った以上にしっかりできることが分かりました。今は自分がするべきサルは、スタッフが動けるように筋道を立てたり、動けるような最初のマニアルを残したり、一人で考え行動できるスタッフを育てたり、スタッフ同士の関係を見渡して職場の中の人権や倫理を維持できるように、問題が起きたときに時期を逸することなく指導することかなと考えています。