第8章「仕事の意義を考える・伝える」

第8章「仕事の意義を考える・伝える」

2017年のスタート、トランプ旋風が吹き荒れている毎日ですが、今年はどんな年になるのでしょうか?
さて第8章のテーマは“仕事の意義を考える”でした。

Opening:
ドラッカー博士の顔が映し出された冒頭のレジメの表紙・・・自らの貢献に対する問いかけ、なかなか深いものがあります。状況求めるもの、強み・仕事の仕方・価値観、そして成果の意義。
この問い掛けを自分自身の仕事・ライフワークで考えてみると・・・・・
「強みを活かしている仕事をしているか?」
「何を大切に思って仕事をしてるか?(仕事をする上で中核となる価値観~Central Value)」
「誇れる仕事の成果を出しているか?」
う~ん、なかなか深い問いかけですね。ブレていない人はこの問いかけに素直に答えられるでしょうが、
ブレながら悩みながら仕事(看護管理者としての仕事)をしていると、なかなかすぐには答えられないかもしれません。
もしこれから自分自身が岐路に立ったら、このドラッカー博士の問いかけを自問自答するのも良いかもしれません。

◆石工(いしく)の物語~ドラッカー
イソップ童話を比喩にした、ドラッカー博士の問いかけも有名な話ですが、どこかで聴いたことがあると思います。
キーワードは“部下にレンガを積ませない”ですが、往々にして管理者自身が無意識にレンガを積んでしまうこともあるわけですから気をつけなくてはいけませんね!!
今回はこの4人の石工を看護管理者に例えて、Workshopをしていただきました。
自分自身はどの石工レベルでしたか?
例えば・・・
第1の石工=(看護管理者)見れば判るでしょう、とりあえず勤務表を作っているんです
第2の石工=(看護管理者)セカンドで学んだ看護管理の手法・ノウハウを使って管理しているんです
第3の石工=(看護管理者)この病棟のミッションを達成するために、スタッフの能力を最大限に引き出し、患者や患者の家族のQOLの向上に貢献しているんです
第4の石工=(看護管理者)病院及びこの病棟の機能を活用し、この地域医療の包括的な医療の質の向上に貢献しているんです
我々は日々の目の前の課題・解決しなくていけない問題に追われて、
つい第1レベルや第2レベルの仕事をしているかもしれませんね。

◆仕事の意義、それはミッションの定義から
看護管理者として自分の仕事の意義を考えるとき、先ずは「ミッション」を明確にすることから始めるわけですが、ミッション(使命)は地域医療への貢献のミッション→病院のミッション→部門のミッション→病棟のミッション、そして個人のミッションと連鎖します。しかし看護管理者として自分自身のミッション(使命・存在意義)を明確にして、それを実践できる組織かどうか?を問い直すのも意味があると思います。

◆ミッションやビジョンの事例
スターバックスの事例、表現の違いこそあれ、そこで働く社員・スタッフに仕事の大義(意義)を伝え、情熱の火を燃え続けさせようとする力強い言葉がありますね!私はこれがマネジメントの魅力・パワーだと思います。
しかし、現実は日々の仕事の中でそのMission(看護管理の仕事の意義)を忘れたり、見失ったり、魅力や素晴らしさを感じなくなっていることも現実ですね。

◆「非営利組織の 成果重視のマネジメント」ドラッカー
病院の事例を取り上げていますが、特に「組織の側に、情熱の火を燃えさせ続ける責任がある」「重要なことをしているという意識がある」という言葉が印象的です。

◆Workshop「私の看護管理体験を語る」
自分自身の看護管理体験の中で・・・
・特に印象に残っている“達成感があったこと” “苦労してやってきたこと”

・Workshopでの発表
・ワークショップでは自分自身の看護管理体験を記述し、お互いの体験を発表してもらいました。
タイトルは上手く記述出来たでしょうか?自分自身の人生体験を一つの小説にして、その小説にタイトルをつけるように考えることが、じつはオリエンテーションでご紹介した「ジグゾーパズル型学習からレゴ型学習への転換」という命題を実践するためにチャレンジしたわけです。
メンバーのみなさんの発表を聴いてみると、“人間・チーム・組織と格闘しながら、何か一皮むける・看護管理者として一段高いステージ立つことが出来た”といった体験が特に多かったようでした。

・赤シールセッション
他のメンバーが発表した経験や概念化した意義に対してメッセージを送るべく、赤シールを貼ってもらいました。他のメンバーの体験や概念化に共感した部分はありましたか?多くの赤シールが貼られているのを見てご自身の体験や仕事の意義の概念化に勇気を与えた(与えてもらった)のではないでしょうか?
戴いた赤シール・共感して添付した赤シールを是非大切にしてください

・選ばれた代表者によるプレゼンテーション
赤シールセッションで選ばれた4人のメンバーにプレゼンテーション&質疑応答のセッションを行いました。
塾長の突っ込みも中々興味深いですね(マスク・コンサルタント話を鵜呑みにするな・・など)
このセッションをやって気づいたのは、「他者の経験を元にして、深くマネジメントの意義やその中核となる価値観、前提となる仮説・バイアスをたぐっていくと、自分自身もハッと気づくことがあったのではないでしょうか?
こういうやりとりが学校の学習とは違った、今回の学習のダイナミクスだと私は感じました

まとめとして・・・
看護管理(看護マネジメント)のあるべき姿
看護管理(看護マネジメント)とは本来ワクワクするもの・魅力ある仕事で一生を掛けて探求するもの、組織や地域社会が持っているリソース(経営資源~人・もの・カネ・時間・情報・ノウハウなど)を最大限に活用し、成果を出し、共に働く人を鼓舞し・動機づけする。結果として地域医療の質の向上・社会生活の質の向上に貢献するもの。
そういった経験を体感しながら、毎日の看護管理(看護マネジメント)に活かして欲しいと思います
多くの投稿お待ちしています。

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