新米看護管理者の頃を思い出してみました!

ある日突然、院内の看護師長(当時の婦長)が集団で退職!この病院大丈夫・・・と思っていた矢先に師長から「事情で退職するので、次はあなたにお願いする」と告げられ考える間もなく新米リーダーの病棟管理がスタートしました。スタッフからいきなり管理する側の立場になり仕事全てに困惑しました。今から、22年前の出来事です。

その時に役立ったのが、元々の上司である師長さんの行動や言動などでした。つまり、私にとっては管理モデルだったのでしょう。しかし、真似しただけでは上手くいくわけもなく外部研修に参加して管理の勉強をしつつ、知り合った仲間に相談するなどして自分の課題解決に繋げながら今の私があるような気がしています。

悩める新米主任さんとエレベーターで一緒になった時

主任:色々と大変です。日々、患者さんも替わればチームメンバーも違いますし・・・。

私 :変化があれば係り方も変わる。毎日同じ仕事ならつまらないは~。困難な状況に係ってよい方向に調整(マネジメント)できる事って醍醐味ね。

主任:そうですね~。何だが(胸のあたりを押さえ)モヤモヤしていましたがすっきりした気がします!

皆さんもこんな経験ありませんか?今月の管理塾も楽しみにしております。

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Byamashita

7 のコメントが “新米看護管理者の頃を思い出してみました!”にあります

  1. 積んでこられた経験や日々の言動など、
    その人の持つ魅力に魅せられる経験は誰もが持っているのではないでしょうか。
    困難な状況、厳しい環境に身を置かれた経験は、相手を共感的理解できる幅をより広くさせたのでしょうね。

    ”数多くのフォロワーが居るリーダー(管理者)” 

    エレベーターで一緒になるふとしたその瞬間。
    何気ない会話で、モヤモヤをすっきり!させることができたのは、
    yamashitaさんの持つ魅力そのものなのだと感じました。
    あらゆる状況の中で、マネジメントには答えというものが無いから面白いのですよね。その中で自分なりに意味づけをしていく。これが醍醐味なのかなーと。

    いづれその方も、yamashitaさんと同じように、
    悩める新人管理者をモヤモヤからすっきりさせるのでしょうね。

    ※フォロワーの魅力が詰まった面白いVTRです。
    【TED:ムーブメントの起こし方/デレク・シヴァーズ】

  2. なるほど・・・

    その変化を“醍醐味”として楽しむことが出来ればマネジメントは楽しむべき経験ですし
    まさに“マネジメントの魅力”がそこにあるわけですね

    ということは、“その醍醐味・魅力をいかに新人看護間管理者に味わってもらうか”が
    ポイントということですか・・・
    ということは、やはりエンパワーメントマネジメントですかね

    釣り師koga

  3. そうですね。
    新人看護管理者には難しいことなのかもしれませんが、醍醐味に気付かない、気付いていないのが新人看護管理者なのかも知れません。

    エンパワーメントマネジメントでしょうかね。

  4. まだ『醍醐味』として楽しめない、新人管理者といえるか微妙な3年目の私です。
    VTRを見ていて、「仕事もこんなだったら面白いのになあ」と思いました。
    みんながわらわらとよってきて仕事を進めていく。
    そんな楽しい職場にできたらいいと思っているのですが、自分自身が心底楽しめていないということがまず、一番の問題なのではないかと思います。
    ちょっと後ろ向き発言ですみません。

  5. motekiさま

    とってもいいところに気づかれましたよね。
    「自分自身が心底楽しむ」
    大切なことですよね。
    と、頭で分かっていても、いつもそういう状態でいられる人って
    おそらく少ないのでは、と思います。
    a.役割だからやっている。
    b.時々は楽しんでいるけれど、心底とは言い難い。
    c.そういうことも考えたこともなく仕事があるからやっている。
    d.その他

    どうしたら本当に自分が楽しめるか、それを見つけることは
    すごく意味があることだと思います。
    それが見つかっている人は、どんな仕事をしていても楽しめる
    のでしょうね。

  6. コメントをいただき、自分がどう考えて仕事に臨んでいるか振り返りました。
    私は今まで『自分は看護科長としてどのような役割をとればよいか』ということを常に考えてきたように思います。
    自分の行動がチームの管理者として効果的だったか、どうすればもっとよくなるのか…そんなことばかり考えていて、その時、その場の状況をどこまで楽しめていたのだろうかと思いました。
    私はチームの中にいるように思っていましたが、実は体半分は外にいるような感じだったのかもしれません。役割ばかりにとらわれず、その時々をじっくり味わう余裕がなかったのかもしれません。
    自分を見つめなおして日々をすごして見ようと思います。

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