第6章>担当:中尾根功嗣

第6章のテーマは「チームで仕事をする」でした。
普段からチームに接することが多い看護管理者のみなさんと、如何にして本章の目指すところ「看護管理者がチームで仕事をすることの可能性を再認識する」に辿り着くか。四六時中考え抜いて臨んだプレゼンテーションでした。

冒頭、2015年ラグビーW杯イングランド大会で日本代表が難敵南アフリカ代表から劇的な勝利を収めたことをメタファにして、チームの可能性について話を始めました。この出来事を知っているかフロアに投げかけたところ、意外にも(!?)多くの方々が”知っている”という好意的な反応を示してくださったことに嬉しく幸先の良いスタートが切れました。

チームとグループの比較(ショートワーク「グループとチームの違い」)を行いました。
日常的に使っている言葉でも、その本義(似ているけれど具体的に何が違うのか)を問われると言葉に詰まることがあります。このワークからチームとグループの違いを正しく理解することで、求めるチーム像がイメージし易くなったのではないかと思います。「私たちは今までグループだったかもしれない」や「チームとして成立させるにはあやふやだった各々の役割を明確にする必要がありそうだ」「我々はチームメンバーとして目的を達成するためにどの様な関わり合いをするべきか考えよう」等の声が挙がっていました。
チームには、「目的があり」「参加する一人ひとりが役割を担い」「共通するルールや仕組みに則って」「決して、仲良しである必要はなく」「メンバー同士で相互作用しながら成果を得る」この様な要素が求められることを共有しました。

本日のワークは「看護管理塾のよりよいチームづくり」をテーマとしました。目的は、看護管理塾で有意義な学習成果を得ることです。チームをよりよくするための改善点を各チームで検討し、全体に向けて発表するプレゼンテーション形式で行いました。
先ずはメンバー同士のチームに対する現状理解を進めるために簡易診断を行いました。スケールに用いたのはGoogle re:Workが効果的なチームの特徴を明らかにするために行なった研究の結果です。(5つの要素:①心理的安全性、②相互信頼、③構造と明確さ、④仕事の意味、⑤社会への影響)
5段階評価でメンバー個人がチームの評価をし、その後チーム全体で集計、算出した平均点は各チーム下記の通りです。
Aチーム(①3.60 ②3.80 ③3.00 ④3.80 ⑤3.80)
Bチーム(①4.75 ②4.75 ③3.25 ④3.75 ⑤3.25)
Cチーム(①3.80 ②4.10 ③4.00 ④4.60 ⑤4.00)
Dチーム(①3.75 ②3.75 ③3.75 ④3.50 ⑤4.25)
Eチーム(①4.42 ②4.16 ③3.92 ④4.58 ⑤4.08)
Fチーム(①4.00 ②3.00 ③3.00 ④4.00 ⑤4.00)
Gチーム(①4.20 ②4.40 ③3.40 ④4.00 ⑤4.00)
Hチーム(①3.20 ②4.00 ③3.00 ④3.80 ⑤3.60)
Iチーム(①4.20 ②3.80 ③2.80 ④4.20 ⑤3.80)
Jチーム(①4.00 ②4.00 ③4.00 ④4.25 ⑤4.00)
Kチーム(①3.92 ②4.09 ③3.25 ④4.08 ⑤3.58)

この数値を参考に、チームをよりよくするための改善点の検討を行いました。結果、各チームの定めた「目指すチームの姿」は下記の通りです。
Aチーム「それぞれが抱える現場の課題を共有し、一緒に考え続けられるチーム」
Bチーム「何かをつかむ・・・チーム(自分たちもわからないモヤモヤ)」
Cチーム「会を休んでも気がねなく聞けるチーム」
Dチーム「適切なリアクションをとるチーム」
Eチーム「自分の意見を伝えあい、ともに成長できるチーム〜経験と感動を共に〜」
Fチーム「学んで、話して、実践して、さらに語りあえるチーム」
Gチーム「フラストレーションがない。落とし込める。学びを言語化できる。納得したつもりにならない。チーム」
Hチーム「Homeで力をもらってはばたく〜固定概念をくつがえす看護管理をするチーム」
Iチーム「ここでの学びを言語化するチーム」
Jチーム「何でも言い合えてお互い高めあえるチーム」
Kチーム「どろ臭く語り合い、想いを深め持ち帰るチーム」
(※各チームの検討結果詳細は、模造紙・ホワイトボード欄に掲載の写真をご参照ください。)

各チームが定めた「目指すチームの姿」を今後の看護管理塾を通じて実現する過程が重要です。

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地域に情報がいきわたる環境づくり(医療や介護に関する情報を生活に活かす)を仕事にしています。【介護現場の経験を語り合うプロジェクト】「けあぴ」Founder けあぴ 【住民と専門職がであう場づくり】「いりょう・かいご座談会」いりょう・かいご座談会
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