第9章のテーマは「やる氣にさせる職場」でした。
山田より
古閑より
Opening:
ドラッカー博士の言葉にあるように
「動機づけ…ボランティアは、まさに報酬を手にしないがゆえに仕事そのものから満足を得なければならない。何にもまして挑戦の機会を与えられなければならない。」
「組織の使命を知り、それを最高のものと信じなければならない」
「よりよい仕事のための訓練を受けられなければならない。成果を理解できなければならない」
ドラッカー博士は晩年、非営利組織の研究に注力されていました。その中の研究の一つが
「非営利組織の成果重視のマネジメント」です。
仕事そのものが楽しくて、やり甲斐があり、心を揺さぶられるミッションの元に
我々が成すべき成果に誇りを持てる、そんな職場・組織を(組織文化を)創り上げるのがマネジメントの
目的かもしれません。
さて、その組織文化を創るには「チーム」と「個人」どちらも重要になります
そこで・・・今回は実習として「フラフープ運び」にChallengeして貰いました
Challenge-1 ~3人で運ぶ(他のメンバーは観察)
Challenge-2 全員人で運ぶ
Challenge-3 全員人で運ぶ
・リーダーを決める
・リーダー以外は無言・目をつぶる
だんだんと複雑性が増して、お互いの信頼感・リーダーの指示・協働の呼吸度など
イキイキしたチーム成果を上げられましたか・
何がチームワークの促進要因で何が阻害要因でしたか?
リーダーは?
フォロワーは?
振り返りでは・・・・
人数が増えるとチーム運営は難しくなる。
リーダーがどのように指示するかでメンバーの動きが変わる。
情報を最も持っている人のコミュニケーション力が重要になる。
相手に伝わるようにコミュニケーションする。
目的(ゴール)をしっかりと共有する。絆が大事!!
何処まで出来ているのか?進捗をリーダーが言ってくれると安心できた・・・
10ヶ月間一緒に学んできたメンバーだからこそ、信頼感があったのでは?
◆チームは成長発達する、また衰退する
1,チームの発達モデル
2,チームの協働プロセス
3,タスク指向とメンテナンス指向
まるで一つの生き物の様にチームを成長・学習します
ここで、統計的なデータを見ていただきました
1,働く人が大切にする要素
2,生きがいを感じる時
結論は
「仕事が面白く、興味深く達成感があり、感謝・共感されている・・と感じること」でしょうか?
本来、看護師の仕事はOpeningで山田さんが紹介されたように、”人間が持っているPotentialを引き出す事が出来る”素晴らしい仕事“ そのはずですが・・・
本日Workshop
1,「職場チームのモチベーションを上げて、メンバーが喜んで目的に向けて力を発揮するチームにする
ために、これから取り組んでみたいこと(数多く出す)」
2,出てきたアイディアを評価する
◆判断基準
効果性…実施したときに効果が期待できる度合い
重要性…職場の目的達成に向けて重要度合い
緊急性…今、起きている諸問題に対する緊急度合い
実践可能性…実施することが可能かどうか
3,優先順位が高いものを5項目絞る
各チームの優先順位1位の項目は
A 一緒に現場に行き成功体験を出来るように関わる
B 存在を認めている声かけ(技術を誉める、見ているよのサイン)
C No残業Day
D 看護の結果を評価・ふり返り・フィードバックする→行った看護の意味・意義を共有する
患者さんに起こった変化・効果を実感できるようにする
E 少し上の仕事を任せる
F 1日に1つ良いことを見つけ次の日に伝える
G ptからの感謝の言葉・クレームをフィードバックする
H ふり返り言葉にし意味づける(目標)
I 互いの感謝の気持ちを伝えよう
J プライマリー活動が充実できるように病棟内でカンファレンス、プロジェクトチームを作る
K 目標を明確にする
上記の項目はそれぞれ実践(実現)可能性が高い項目ですから
是非実践して、その成果・プロセスを投稿してみて下さい
事例投稿をお待ちしてます!!