第4章の効果的な会議では、チームでのワークや、みなさんとの共有の中で主に2つの学びを得ることができました。1つは「司会は誰がやるべきか」、2つめは「その会議は必要か」でした。
私は今まで受け身な姿勢で会議に挑んでいたことが、チームでワークし全体で共有する中で気づきました。受け身というのは、「ただ出席している」「慣習のままに進行する」ということです。
私は看護師長の役割を担っています。その役割として、さまざまな会議に出席したり会議を主催・進行したりしています。その中で、私は会議の質について何の疑問も抱かず「ただ出席」「慣習のままに進行」していました。そんな中、今回の塾での学びは、会議に対し受け身で慣習的だった私に大きな刺激を受ける良い機会になりました。
そこで、私は早速(忘れてしまわないうちに)実践につなげようと行動し、「毎月の病棟会議と主任会を廃止」しました。働き方改革や会議の意義や費用対効果などを加味してそのような決断をしました。そして、今後実践ししようと思っているのは、チームでワークした「会議のガイドライン」です。毎月の病棟会議は廃止しましたが、要所(中間・年間評価月)では行おうと思っています。その際には、学びで得た「会議ガイドライン」を基に効果的な会議を進めていきたいと思います。
看護師長会の司会についても、私は井部先生の信念「司会は看護部長がするべき」に共感しました。早速上司に報告がてら、看護師長会の司会について提案してみましたが、上司の心を動かすことはできませんでした。まずは私の責任下にある病棟会議から変革していき、経験・実績を積んでいこうと思います。
毎回、短い時間の中でもすぐに実践できるたくさんの刺激と学びをを受けています、ありがとうございました。
素晴らしいです!まずは自分の職権の範囲で、現場の変革をされているのですね。
会議を廃止して、互いの思いや考えを共有する機会をどのようにしてつくられているのか、ぜひ聞かせてください。