第8章を学んで、つくづく自分の発想的思考回路が固いと感じました。教わってきたようにしか教えることができない新人指導なども、いかに発想の転換をするかで仕事の疲れ度も違ってきます。
先日不穏が強く夜勤者は離れることができなくて、他の患者さんの安全が確保できないと、不穏患者さんを薬でどうにかして欲しいと医師に相談したベテランの看護師がいました。薬でのコントロールが出来れば患者さんの身体負担も軽減されますが、その後新人看護師は不穏の患者さんにタメ語で話しかけて、夜に足浴をしたり散歩を試みたりしました。本来タメ語は使わないように指導していますが、それを見ていたベテラン看護師は安易に薬を使ってはいけないと話しました。技術も態度もまだまだな新人ですが、患者を思う姿勢に答えは1つではない事を知らされました。
本当に、そう思います。
不穏な患者さんや認知症の徘徊の患者さんなど、私達にとって、業務が止まってしまいます。なかなか、理想どうりに、対応はできませが、看護師として対応したいですね。