自分が飼うべきサルを考える

研修の皆様お疲れさまでした。初めて投稿します。というのも、今回が一番「腑に落ちた」「理解できた」と感じることができたと思っています。(正直、今までは消化不良気味なことが多かったので)
看護師長になって18年ぐらいになりますが、いつも仕事(サル)に追われていることが多く、とにかく締め切りの順番にこなしているという感じです。もっと、長期的なスパンで部署の運営を考え、いわゆる部署目標を計画的に達成していきたいのに目の前のサルに追われ、年度末にはなかなか目標達成ができていないことが多いのです。
今回の研修で学びとなったのは、1.自分が飼っているサルを見渡してみる→2.サルの棚卸をすることです。つまり、「自分にしか飼えないサルを見極める」をしようと思う。講義にあった「自分が取り組むために人にできることを任せる」をしようと思います。私は「抱え込む」タイプではないですが、うまく任せることもできていないと思います。救急病院で日常がへとへとなスタッフに「頼めない」というのが一番の理由です。でも「部下育成」という視点ではチャンスを与えていないということにもなります。スタッフの得意なこと、関心のあることを把握しやらせてみたいと思います。全体発表にあった「任せる」が「お願い」になっているかも?というところが難しいなとは思いますが…また、「任せきる」という言葉が印象に残りました。一方で「隣で伴奏をする」はとてもいい言葉だと思います。この二つのことをバランスよくしていきたいと思います。
このようにして自分の飼うべきサルに集中できれば自分にゆとりが出て、すこし俯瞰して部署を捉え、目標達成に向けて進捗管理できるのではないかと思う。
最後に施設で起こる様々な課題について、看護部門がリーダーシップをとることが多いことについて、若本部長さんが「機動的に動いて仕組みを作る」と話されたことが、自分の考え方に変化をもたらしました。「なんでも看護部門が…」と不満に思っていましたが、まず問題解決のために動くことは大事で、でも仕組みを整えることは組織にとってもっと重要だと理解しました。管理塾に参加していてよかったです。
長くなりましたが、このような投稿でよかったでしょうか。穏やかな年末を過ごし、来年も管理塾での学びを楽しみにしています。

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2100009

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