ワーク2の「苦手な相手との効果的な関係の築き方」では、第3章「感情の源泉を扱う」とも関連性があると感じました。クロス・グループ・プレゼンテーションでも、私が回ったチームでは「(指導的なかかわりで)感情のコントロールがきかない人」への困りごとが多く挙げられていた印象です。
前半のプレゼンテーションでは「組織のために、他者の強みを活かす責任がある」「他者の強みを活かす(見つける)には、まず自分の強みを知っておく必要がある」話や、後半の振り返りで「チームで物事を進めていく際に(苦手な相手が)そのような態度を取り続けているのを、そのままにしても良いのか?」といった指摘があったかと思います。第3章でも同様に感じましたが、個人的な接し方や苦手意識だけで済むことではないのだと意識したいです。
8月の休会、9月のオンライン開催を挟み、久々の対面開催でした。もちろんオンラインにも良さはありますが、会場では参加メンバーのエネルギーのような、「場」の雰囲気が持つ力をいただける気がします。
苦手な相手との関係が改善されないままだと、自分にとっても相手にとっても楽しく仕事ができず生産性が向上しません。さらに、自分自身と相手との2人だけの問題にとどまらず、チームや組織にも悪い影響をもたらしてしまいます。主任や師長、部長などマネジャーの立場であればなおさらです。
今回のように、視点を変えて自分自身と相手を見つめ直し、相互の強みをマネジメントできれば、関係改善の糸口が発見でき組織の生産性向上にもつながります。
第3章と第5章との関連性について、良い気づきをされましたね。各章の学びを関連付けて、より学びを深めていただけますと幸いです。