新型コロナウイルスが第8波をむかえているのに、まだ応援態勢の構築がしっかりしてできていない現状がある。繁閑に合わせた人員配置を行いたいが協力が得られないでいる。
日本看護協会で開催された「看護業務の効率化先進事例アワード2022」の表彰式・報告会を視聴した。その中でリリーフ体制を構築し乗り切っている事例の発表があった。
各病棟のスタッフと入院患者の数で割り出した数字を部署ごとに比較し、どこに応援がいるのかを可視化できるものを作成していた。患者の重症度に合わせたケアができるような人材育成も行えていた。これらの取り組みがコロナ禍であるにもかかわらず、有給休暇の取得率の向上、時間外の削減につながっていた。素晴らしい発表だった。
発表にあった成功事例を自分なりに分析してみると、まずはチーム目標がしっかりしていることである。入院患者さんは自分たちが看護するというようなチーム目標が明確で共有されていた。さらに管理者がデータで可視化し協力の要請をしていた。看護部の管理者がゴリラの時間を作ってやらなければならないことを実践し、サルに権限を委譲し任せていた。
繁閑に合わせた人員配置ができない理由は、管理者である自分が他の人でもできる仕事を受け、やらなければならない仕事ができていないからだとわかった。参考にさせていただきながら、取り組まなければならないと思う。
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2200009
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