今回の研修では、自分自身の仕事の仕方をあらためて考える機会になりました。「サル」とはとてもぴったりくる表現で、狡猾で、煩わしくもあり愛らしくもある存在であることが、つい人様のサルを引き受けてしまう原因であると思います。自分自身を振り返ってみると、私は、つい人様のサルを引き受けて育ててしまう傾向にあります。私の、夫に言わせると、「おせっかい」なんだそうです。プライベートでは親切でおせっかいな中高年の女性は、そこそこ、地域の中で活躍の場がありますが、仕事ではときに、弊害になることがあると実感しています。看護師長時代には、とにかく、沢山の、スタッフや医師や事務部のサルを引き受け、自分のサルと合わせると大家族になっていたんだと改めて思いました。当時は、たくさんのサルを養うのために、体力任せで仕事をしていました。それは、副看護部長時代も続いていたように思います。しかし、看護部長になってからは、経営幹部の一員としての役割が多くなり、他人のサルは育てるゆとりはなくなり、少しずつ仕事の整理をしてきたところです(まだまだですが)。今回の研修を受講し、まだ住み着いているサルの存在と本来自分が育てなければならないサルを誰にも預けず、放置していることに気づきました。今からは、一番大切にしなければならないサルの捕獲と育成を頑張りたいと思います。ありがとうございました。
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Amurayama
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