『人に仕事を与える・任せる』
人を育てる任せ方7つのポイントの中で、私が一番気を付けなければいけないのは、
⑤口出しをがまんする
中でも、
「魚を与えるな、取り方を教えよ。」
仕事を任せた相手が「これ、どうしたらいいですか?」と私に助けを求めてきた時に、まず、「あなたはどう考えたか」との確認を怠りがち。それを確認したとしても「他には何か考えたか」といったように、相手が私に助けを求めに来るまでのプロセスについて、確認しようとしていない事がよくあります。「こうすればいいんじゃない?」「こういうの良いと思うけど。」と簡単に伝えてしまう自分がいます。
結果的には、仕事を任せたのではなく、私の代わりに動いてもらっているだけになってしまっています。うまくいかなかった時には「言われた通りやったのに・・」なんて相手に言われて、「悪かったね」なんて謝っている自分がいます。背負わなくてよいサルを背負ってしまってるんですね。
今日の看護管理塾を終えて、人に仕事を任せる時には、ムリを承知で任せる思い切りをもつ事と同時に、『私の仕事、お任せ計画』をしっかりと立てておく入念さも必要だと思いました。もしかしたら、「ギリギリまで口出ししません!」と、自分への誓約書を書いておく事も必要かもしれないなんて考えたりもしています。
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同じ思いでいる方がいると思うと、心強いですね。
私は、スタッフが相談ごとをもちかけてくたとき、「あなたはどう考えているの?」と確認する事が多くなりました。同時に、自分の考えも伝える機会が増えました。
背負っているサルを返却しながら、スタッフの支えになれたらと思います。