【第八章】Hチーム模造紙

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仕事の意義を再認識することができたこと

・NICUに入院していた子が成長した時。母親が連れてきてくれて、あなたに育ててもらった子が、大きくなりました、と笑顔で言われたこと。
・分娩介助をして、あなたで良かった。次の時も必ずくるから待ってて、と産婦さんに言われた。
・ロボット手術導入の際、初回手術後、患者が予定通り退院することができ、退院日に挨拶に直接たずねて来た。その時、手術室看護師として、周術期チームの一員として、合併症を発症することなく、退院できていることに意義を感じた。
・チーム活動の目的を毎月の会議のたびに解説して、活動の根拠を伝えている。以前より、頼もしいスタッフが増えたと思う。
・意義を学ぶことで、その仕事の意義を認識することができる。
・初めてのプリセプターで、問題のある新人の担当だったが、一人の先輩が一緒に育ててくれたとき、先輩があなたが頑張ったから、新人はやってこれたんだよ、と言われた。
・年度の目標をたて、リーダー層に方針発表をして年度をスタート。方針を理解しながら動いてくれるスタッフが増えたと思う。

仕事の意義を見失わせることになった出来事

・方針は伝達されるが、その過程やプランニングはあまり公開されないので、どこがゴールなのか分からないことがある。
・勤務異動した4月、その部署の目標を発表はしていたが、その年の秋、スタッフの面接で師長のビジョンが見えないので退職する、と言われた。
・主任、師長になった時、自分が選ばれた理由や、何を期待されているのか、明確に教えてもらえなかった。
・プロトコール作成し導入した頃、若いスタッフが主任にどう使用すればいいかたずねたら、主任が「さぁ、知らない」と返事をしていた。プロトコールを作成したのは私。説明会もしたのに…管理者にどうでもいいことと捉えられている気がした。
・上司に指示をもらい、プランを立て実施する前に報告したが…その指示の軸が上司と違ったのか、否定された。

●UPになるといいな…●
・院内基礎研修の3年目ケースレポート・・・その意義を実感できるよう関われたスタッフはいきいきと書くことができたが、意義を感じられなかったスタッフは、やらされ感が漂っていた。
・配膳・・・食べること=生きることを支える、と捉えているスタッフは、お茶の温度、トーストする、そのPtに必要なスプーン、フォーク等を提供できるが…業務の一つと思っているスタッフは不満。
・意義を見失うほど疲弊しない働き方を考える。

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