前回、人に仕事を任せるということはどういうことなのかを学び、講義ではふんふんと理解できたつもりでした。しかし、実際に実践の中で活用するにはどうしていけばいいのかと悩んでいた時、病棟に大きな問題が発生したのです。
異動者が成長しない、辞めてしまう、療休に入ってしまうのは、病棟の指導者が威圧的て雰囲気が悪いから、と涙ながらに訴えたスタッフがいました。病棟内は、ざわつきます。内省する人、怒ってしまう人、落ち込む人、涙する人……
私は、どうしたらいいのか悩みました。副師長として何をしたらいいのか……
それぞれの立場や経験があり、色々な背景があるスタッフがいる中で、ひとりひとりの感情に働きかけ、時には感情を爆発させながら、病棟全体を来年度新しい人を迎えるために、マネージメントしていく。
自分の中でぐるぐると考え悩みながら、師長に相談しました。師長は、今までも苦しいこともたくさんありながら、しっかりと前を向いてスタッフのために問題解決に取り組む副師長さんにこの問題を任せたい、責任は全て師長が持つと言われました。私は、この言葉に支えられ、研修での学びを振り返りながら、ひとりひとりと語り合い、更にホワイトボードミーティングを活用し、効果的な会議を進めていきました。今、病棟が変わろとしています。
私が仕事を任せられたことで、仕事を任せるとはこういうことかと、本当に実感させていただきました。
今度は、私が仕事を任せるということを実践していきたいと思っています。
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akieyukamama123

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