言葉一つで人は行動を変える

先日のグループ投稿にもありました。看護管理塾の中でも、取り上げられました。

渋谷のDJポリス。

社会学でいう「パワー理論」でみると、警察官等は通常「強制パワー」を使いがちですが、

このDJポリスは対決の構造を作らずに、仲間意識を訴え

「正当パワー」=誰が聞いても納得できることを訴え続けました。

このDJポリスがパワー理論を知っていたかはわかりませんが、これでまあるく治まったのですね。

「ものの言い方一つ」で人は行動を変えるのです。

この出来事はそれをわかりやすく物語っています。

これは看護管理者も一緒ですね。

先日は「感情を知る」にポイントをあてていましたが、自分の感情・相手の感情をキャッチしつつ、良い方向へ導く話の運び方に関して考えさせられるものがあると思います。

もう一つ思い出したのですが、これは「認知療法」にも通じるものがありますね。

セルフ・マネジメントの中で知った(これは難しいです)のですが、自分で自分の感情を管理できるようになります(らしい・・)=私はまだまだ未熟ものでした。

 

The following two tabs change content below.

Isato

最新記事 by Isato (全て見る)

2 のコメントが “言葉一つで人は行動を変える”にあります

  1. Satoさま、ありがとうございます。
    本当にDJポリスは何度見ても感動します。
    こんな風に人々に共感を呼んで、良い方向に導けるようで
    ありたいと思います。

    たしかに「強制パワー」でも人は動くかもしれませんが、
    今は反発や抵抗の方が大きくなりそうですね。過去には
    通用したものが時代とともに通用しなくなる、という
    こともありそうです。

    「感情をマネジメント(うまく扱う)する」には、Satoさん
    がおっしゃるように、まずは自分自身の感情に気づいて
    その感情を良い方向に管理することが最初だと私も思い
    ます。そのためにも、自分の癖、どんなときに感情的に
    なってしまうのか、感情に左右されてしまうのかに気づ
    いて、そのウィークポイントを克服もしくは手放していく
    ことが大切だと思います。
    私の場合は、自分が重要視されていないのではないかと
    思ったときに感情のスイッチが入ることが分かりました。
    その原因に気づいて、認知を変えていくことで、マイナス
    スイッチを入れなくてもよくなることが増えたように思い
    ます。

  2. 1. 強制パワー(Coercive Power)
    2. 報酬パワー(Reward Power)
    3. 正当パワー(Legitimate Power)
    4. 準拠パワー(Reflect Power)
    5. 専門パワー(Expert Power)

    それぞれの持つ立場(Who)はあれど、
    どのように伝えるか(How)は、とても重要ですね。
    間違った使い方をすると、大変なことに。。。

    同じことを”言っても”全く違う伝わり方や理解を促してしまうことは多々あります。「ものの言い方一つ」は、シンプルですがとても深いことだと改めて実感しました。

コメントされますか?

コメントするには ログイン してください。