出会い

この1ヶ月、あまり得意ではない同僚の人との出会いを良いものにしようと取り組みました。

単純なミスばかりしてしまい、何度も同じことを言ってもミスをしてしまう方でその人の行動にいちいちイライラしてしまいます。

まず、その人が単純なミスをしてイラっとして時に「ミスばかりするのは良くない、この人はダメだ」と判断するのをやめて、「なぜこの人がミスばかりすることにイライラしてしまうのだろう」と自分の内面に目を向けました。そうすると自分が円滑にことが運ばないことに対して敏感に反応していることに気がつきました。そのことに気が付いたら、ミスをすることで一連の業務が滞ることは自分で行い、多少のミスは後で修正できることをその人にお願いすることにしました。

その人がミスをしてもイライラしなくなったとは言い切れませんが、だいぶイライラは減り、その人を前よりは尊重してみようと思えるほどには心の余裕はできました。

そう考えると、良い出会いをマネジメントするとは、「その人が自分の内面に目を向けようと思えるような環境を作る」ということだと思いました。

前回の塾で、相手からの承認を引き出すことが安心につながり「良い出会い」だと思えるという意見がありました。確かにそうだなと思いましたが、必ずしも相手からの承認を引き出せるとは限りません。しかし、今のような方法であれば相手の承認は必要なく自分だけでその人との出会いを良いものにできると思いました。

しかし、自分の内面を見つめることほど時間と精神力を必要とするものはないため、なかなか実践するのは難しいです。

良い出会いをマネジメントするとは何か、奥が深いなあと思いました。

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rionnosuke

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