全ての章で学んだことが、少しずつ今の私の仕事の姿勢に取り込まれている。体験しながら学んだことが、私の中で信念というか根拠となって、自信を持って発言に繋がっているからである。一番楽しかったのは、第8章で私の得意とする分野であったからだ。が、一番心に残った章と言えば長年私がなかなか出来なかった第7章「人に仕事を与える・任せる」ではないかと思う。昔から何でも人にものを頼む事が苦手でつい自分で頑張ってしまっていた。しかし、それは人材育成には繋がらず、ただ自分が疲れるばかりだった。「できるようになってから任せる」のではなく、今だ!任せてみよう!と感じた時に「できなくてもムリして任せる」ことが必要であると思った。自分が目指している病院に近づけるためには、人に出来ることを任せてみんなで成果を上げていくことが必要だからだ。先週、介護医療院への転換に向けて準備委員会を立ち上げ、介護主任を委員長に置き活動を開始した。仕事以外の委員会の仕事にみんな積極的に意見を出し合い意欲満々だ。これだ!と感じた。更なる「人材育成」に取り組んでいきたいと思う。
みんなで作る「介護医療院」の完成を楽しみにしています。後日、成功物語を教えてください。井部