2章の振り返り

自分の実践を振り返ってみると、情報・人間・行動の次元で活動していることに気付いた。そして、それは混ざり合っていて、同時に行われていることに気づいた。
どうしても「自分で動いたほうが早い」と考えて行動してしまうこともある。しかし、講義の中で、「ほかの人たちの行動を通じて仕事を成し遂げ」るのがマネジャーであるという言葉にはっとさせられた。周りの人を巻き込む力、任せて行く力が自分にまだ足りていないことに気づいた。
マネジャーが納得していないことをメンバーに下ろしていってもうまくいかないという話は興味深かった。組織の中で納得のできないことでも、やらなければならないことも多い。その時、「境界」に立つマネジャーはどうすればいいのか?私の答えは、「上司とコミュニケーションを取って・十分話し合って、自分を納得させてからメンバーに下ろす」ことではないかと考えた。上司の意図が分かれば納得できるかもしれないし、私の納得できない理由を伝えることで何かが変わり、妥協案のようなものになるかもしれない。「上司に言ってもダメだ」と諦めるのではなく、現場を預かるマネジャーとして上司に対しても、メンバーに対しても真摯に・腹をくくって行動しなければない。
山田先生からお話があった、10章の中でチームになっていくということが私はあまり意識していなかった。講義の前のブレイクルームでも言葉をかわすことなく、「待ち」の状態になってしまっていた。吉田先生が仕掛けてくれた機会を上手に生かしていきたいと思う。願望をいえば、早く築地で顔を合わせてお話がしたい。一回でも直接会ったことがある方とオンラインで話すのと、オンラインでしか会ったことがない方とでは、空気が共有された感覚(?)がないのでやりづらさを感じてしまう。デジタル・ネイティブではない世代の性(さが)でしょか?
医療者のワクチン接種も進んでいることですし、東京に緊急事態宣言が出てなければリアル開催を検討していただきたいです。

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千葉市立青葉病院 地域連携室
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2 のコメントが “2章の振り返り”にあります

  1. Nさん。貴重な学びを拝見しました。チームでのワークも全体でのディスカッションも難しかったと思いますが、しっかりとつかんでくださったのだなとうれしく思いました。「他の人を通して成し遂げる」「境界に立つマネジャー」どうぞ、何度もこの言葉を反芻しながら日々の実践を積み重ねていかれますように。心から応援しています。
     早く対面での研修をしたいですね。同感です。

    1. コメントありがとうございました。
      「境界に立つ」という状況は地域連携室は院内と院外の境界に立つ部署であり、管理者でなくても「境界に立つ」ことにあります。言い換えると、地域連携室スタッフは、師長でなくても管理者マインドを持っていないといけない部署です。
      看護師が連携室に配属されると困惑する原因の一つであると考えました。

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