第6章「チームで仕事をする」

本日の講義においては、まず「チーム」には目標や目的があり、参加する1人ひとりに役割が必要であり、目的を達成するための段取りが必要であるという定義について学ぶことができました。
ワークにおいては、今まで講義を共にしてきたチームメンバーと共に「心理的安全性」「相互信頼」「構造と明確さ」「仕事の意味」「社会への影響」について2回にわたり自己診断を行ったことで、チームの目指す姿について話し合い、結束力が強まったことを感じることができました。COVIDの影響でzoomによる授業が続いており、なかなかメンバーと親睦を深められないことに、もどかしさも感じながらも、お互いの存在の大切さを改めて知り、「今後も頼もしい存在でいてくれる」という希望を抱くことができました。
私が所属する部署は、脳神経外科と歯科口腔外科の2つの診療科が入る病棟でしたが、COVIDによる病棟再編のため、今秋から救急救命科が5床加わりました。元々いた診療科の手術制限や入院制限が解除されたタイミングでの増床で、病床稼働率は連日100%超えであり、インシデントも増え、残業も増え、スタッフは疲弊しています。
2年前よりチーム制看護方式を導入していますが、当初の目的は「残業を減らす」というざっくりとしたもので、明確な目標や目指す姿が曖昧であり、肝心な患者さんに提供する看護問題を話し合う時間も取れない現状です。忙しい今だからこそ、チームで共有する目標を明確にし、達成するためにどのように計画を立てるかを話し合う場が必要であると感じます。
そこで、次年度は各チームに「年間チームリーダー」を配置し、メンバーと共に自チームの問題点を明らかにし、目標を立て、それを達成するためにメンバー全員が役割分担をして活動できるような体制づくりをしていきたいなと思います。次回の部署の管理者会議で提案し、学んだことを部署にフィードバックしていきたいです。

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2100010

千葉大学医学部附属病院脳神経外科、歯科口腔外科病棟勤務 2019年度聖路加国際大学認定看護管理者ファーストレベル修了

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