6章の振り返り Dチーム

先日、いろいろとうまくいっていない他の病棟の振り返りに参加しました。その時に、チームで仕事するで学んだことが、悉くうまく回っていないことに気が付きました。

「他のチームだから口出しできなかった」、「患者さんが不利益を被るかもしれないのになんで言えなかったんだろう。」という発言から、「1.心理的安全性」が十分になかったと思いました。
また、「係の中で他の人がやっていると思っていたので、私は知らなかった。」、「師長さんと係がやっていたので、主任の私は確認しなかった。」などと言う発言から、「2.相互信頼」においてお互いに何をしているのかを知らずに仕事をしていたし、他人任せ・当事者意識がないというような部分があったように考えました。
「師長さんが忙しそうだったので、日勤リーダーが他部署に連絡したが、そのことが師長に伝わっていなかった。」、「主任が『明日、私勤務じゃないからその報告は聞かなくていい』といって、明日のカンファレンスの報告を聞いてくれなかった。」と言う発言から、「3.構造と明確化」で、報告の経路や役割分担がチームの中で十分に周知されていなかったと考えた。
何のために働いているのかという、病棟の目的がチーム全体で共有されていない様子も感じられ、「4.仕事の意味」がチームメンバーの中で周知・理解されていないように感じた。
参加している病棟スタッフは、「いろいろ問題なのはわかったけど、どうすればいいんですか?!」と頭を抱えていた。私は、「コミュニケーション不足であることが大きな問題で、今回の振り返りではそれに気づく段階であると思う。今後、変わるためにはチームが『変わりたい』と思わなければ、変われないと思う。そのためには、今回気づいたことを共有して、『どう変わりたい』のかをみんなで話し合っていくことが必要だと思う。」と伝えました。

「5.社会への影響」は病院の中で働いていると実感しづらく、私の中で腹に落ちていない。「チームに貢献していると感じられること」であるのならば、お互いに承認し合うこと・「このチームはあなたの居場所です」「このチームはあなたを必要としています」というメッセージがお互いに発せられることだと考えました。

当たり前のようにチームで働いていますが、改めて学んだことを活かして職場を見ていると、俯瞰的な視点で見ることができました。今後も場面・タイミングを変えて、生かしていきたいと思います。心理的安全性についてもっと理解を深める必要性を感じたので、「恐れのない組織」を読みます。

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千葉市立青葉病院 地域連携室
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